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出産が近くなると「おしるし」や「陣痛」などいろいろな兆候がみられます。そんな兆候の1つとして他にも代表的なものに「破水」が挙げられます。そもそも破水とは何なのか、量はどのくらい出るのか、破水が起きたときの対応はどうすればいいのかなど、本日はそんな破水に関してのお話をしていきます。
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そもそも破水とは…?
破水とは羊水が性器から外に漏れ出てくることをいいます。赤ちゃんと羊水は卵膜と呼ばれる薄い膜で覆われていますが、出産が近くなるとこの卵膜が破けて破水が起こります。じわじわと羊水が漏れ出る人もいれば、いきなりドバっと大量の羊水が出る人もいるなど、人によって破水の様子は様々あります。人によっては破水していることに気が付かないということもあるそうです。
おしるしと破水との見分け方は?
おしるしも破水もどちらも出産の兆候の1つで、状況が似ていることから、どっちなのかの判断が難しいという方も少なくありません。いくつか見分けるポイントがあるのでご紹介します。
破水の場合には、やや透明がかった液体が出てきます。さらに止めようと思っても自分で止めることはできず、じっとしていてもじわじわと漏れ出てきます。人によっては動くたびにじわじわと漏れ出てくるという方もいます。
一方のおしるしの場合には、鮮血や、褐色がかった液体が出てきます。おりものに混ざって出てくるものが多く、多少粘り気のあるような状態であることが多いです。赤ちゃんが子宮口の近くまで下りてきているため、しばらくすると陣痛がみられることが多いです。
出産が近くなったら液体の質や色などの変化はこまめに確認しておくようにしましょう。
破水が起きたときの対応はどうすればいいの…?
破水が起きたらまずは病院に連絡をして指示を仰ぎましょう。動くと羊水の漏れが多くなることがあるので、動作に気を付けながら清潔な大きめのタオルなどを当てましょう。出産が近くなったら、いつ破水が起きても対応できるようにしっかりと準備をしておきましょう。
重たい物を持ったときやお腹への衝撃があったときなどは破水が起こることもあるため、極力避けて生活するようにしましょう。破水後は破れた卵膜のところから菌が侵入しやすく、赤ちゃんへの悪影響につながることもあるため、「シャワーを浴びない」「ウォシュレットを使わない」などの注意が必要となります。
外出時に破水が起きたときなどは特に慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いて対応するようにしましょう。
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