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脂肪は大きく「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類に分かれています。
この2つの言葉、産後のぽっこりお腹が気になる方や、ダイエットに取り組んでいる方々は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。いまいち2つの違いがよく分からない、脂肪を減らすにはどうすればいいのかなど、本日は「皮下脂肪」と「内臓脂肪」についてのお話です。
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「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の違いは…?
皮下脂肪はその字のごとく、皮膚の下についている脂肪のことを言います。上のイラストでつまめているのは、この皮下脂肪になります。どちらかと言えば女性に多くみられます。おしりや太ももなどにつきやすく、そのフォルムから「洋ナシ型肥満」とも呼ばれています。また、皮下脂肪はつきにくく落ちにくいという特徴もあるため、一度ついてしまうと落とすには少し時間が必要と考えられます。
一方の内臓脂肪とは内臓の周りについている脂肪のことを言います。こちらは男性に多くみられます。皮下脂肪は洋ナシ型と呼ばれていますが、内臓脂肪がつくと腰の周りが
大きくなりやすく、こちらは「リンゴ型肥満」とも呼ばれています。よく言われる「メタボリックシンドローム」、通称「メタボ」などはこの内臓脂肪のつきすぎが原因であり、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。皮下脂肪とは反対で、脂肪が付きやすく落ちやすいという特徴があります。
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脂肪を減らすにはどうすればいいのか…?
皮下脂肪には落としにくいという特徴がありますが、血行を良くすることや温めることで落ちやすい脂肪です。そのためには、マッサージを行って血行の促進を促すことや、お風呂に浸かってゆっくりと温まるなどの方法が考えられます。とはいえ少し行っただけではなかなか落ちるものではなく、少々根気の必要な取り組みになります。
内臓脂肪は運動や食事内容など、生活習慣を見直すことによって脂肪を減らすことが期待できます。食事内容、アルコール、運動量、など心当たりのある方は多いのではないでしょうか。油や糖分の摂取は控えめにし、野菜などを意識して摂るようにしましょう。運動も短い時間でも良いので回数を増やして習慣化するように意識をしましょう。水分の補給もしっかり行い、体調にも気を付けて行うと良いでしょう。
脂肪を減らすためのお話をしましたが、脂肪には体を守ること、エネルギーを貯蓄しておくという働きもあるため、そこまで悪者というわけでもありません。ただ、脂肪のつきすぎは体の不調を引き起こす原因にもなるため、注意が必要と言えそうです。自分の体をチェックしてみて気になるようであれば取り組んでみるのもいいかもしれません。
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