【産後・痩身・産後骨盤】産後・出産直後のママの体｜所沢のママへ

2018/01/27

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本日は出産直後のママの体についてお話をしていきます。

「出産直後のママの体」

産後起こるのが子宮収縮に伴う痛みと悪露です。体が元に戻るために起こる症状です。

・悪露

悪露とは、出産直後から排出される分泌物のことです。子宮内に残った胎盤の剥離面や卵膜外陰部の傷からの分泌物などが血液と混ざっており、生理時の出血と似ているのが特徴です。悪露の色と量は日が経過するごとに変化していきます。もちろん個人差はありますが、一般的に出産後2～3日は粘り気のある赤色の血性悪露が多く出るため、産褥パッドを使用するのがおすすめです。量もだんだんと少なくなってきます。ですが、日を追うごとに、もしくは先週と比べて悪露の量が増えてきているのであれば、悪露以外の理由で出血をしてしまっているケースが考えられます。そのような時は早めに受診をするようにしましょう。

※産褥パッド(産褥ナプキン)は、悪露による出血を吸い取るために使われる衛生用品です。生理ナプキンとよく似ていますが、生理ナプキンより大きく、厚みもあるのが特徴です。

・子宮

一般的に子宮は出産をしてから6週間～8週間程で元の状態に戻っていきます。これを「子宮復古」といいます。産後1週目にはまだ子宮は下腹部あたりに触れることができますが、2週目にはさらに収縮するため、徐々にお腹の上から触れることができなくなります。ここで起きている子宮の収縮は分娩後に起こる出血を止める、悪露を排出するなどの役割があります。

＊「産褥期」はしっかりと休養をとりましょう。

ママの体は出産でエネルギーをたくさん消耗するため、非常に疲れ切っている状態です。それに加え、出産直後は、10ヶ月の妊娠期間に徐々に変化していった体が急激に元の状態に戻ろうとするため、痛みやトラブルを発症しやすくなってしまいます。また、体力の回復にも時間が必要です。この「出産してから体が完全に回復するまで」の期間を「産褥期」といいます。出産直後は子宮が収縮を始めて後陣痛が起こります。そして、子宮が元に戻って産褥期が終わるまで悪露が続きます。体の節々にも不調が現れてくる場合もあります。産後の体をしっかりケアしながら、ゆっくりと休養をとりましょう。

＊産褥体操

安静を心がけながらも産褥期に行う「産褥体操」というものがあります。これは名前の通り、産褥期にする体操のことで横になった状態でも行える体操です。妊娠中で運動不足が気になっていたママでも気軽に始めることができます。産褥体操を行う目的は産後のママの体の回復を早めるということです。産後では筋肉のゆるみなどが出てしまいます。待っていても回復はしてきますが、産褥体操を行うことで筋肉の疲労回復や血行の改善などが期待できます。体にかかる負担が少なく、体の回復は出産後に始まっているため、体操を始める時期はできるだけ早い方がいいでしょう。ただ体調と相談をして無理をせずに行うことが大切です。

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