体重を落とす事と痩せる事はイコールではない
これはダイエットを行っていく上で非常に大切なポイントです。
そもそも体重が落ちる事と痩せる事は意味が異なります。
「体重が落ちる」は文字通り体重が減っていく事です。
「痩せる」とは体重が減る事ではなく、
体が細くなる事を意味します。
「体重が減れば痩せたからオッケー!」
と思う方もいるかもしれませんが、体重が減ったからと言って
それが見た目への変化として比例しているかどうかは
全く別の話です。
例えば、筋トレをして筋肉量が増えれば
体重は増加しやすくなります。
そんな時に体重だけを指標にしていると、
筋肉量が増えて代謝が上がり、
せっかく体の余分な脂肪を燃やす準備が整い始めたのに
「筋トレを頑張ったのに
体重が増えて太ったから筋トレはやめよう」
みたいな話になりかねません。
これは非常にもったいない!!
筋肉が増えてこれから痩せていくための準備が
整い始めていたかもしれないのに、
参考の基準が体重だけの場合、
誤った判断で痩せていくための階段を
自ら降りてしまう事もあるのです。
このようなことにならないためにも、
体重だけでなく体脂肪率と筋肉量の数値は
一緒に把握しておく事をオススメします。
また、定期的に計測をし、
それぞれの数値の推移などはしっかり把握し、
動向を観察しながら経過を見ていく事が大切です。
それぞれの数値の目安は?
「体脂肪率」
女性の体脂肪率は24~26%が目安です。
これは肥満でもなく痩せ型でもない、
いわゆる普通体型の方の数値です。
各々体型の理想は違えど、
健康的な体型を手に入れていくと考えた時にはまず
この数値を目安にしてみるといいかもしれません。
「筋肉量」
女性の筋肉量の平均的な数値はおよそ18.0kgです。
その人の身長やBMIの数値によって差はあるので
目安の数値として覚えておきましょう。
まず目指すのは?
体重・体脂肪率・筋肉量
それぞれの推移を把握すると記しましたが
まずどの数値を気にすればよいのでしょうか?
産後の場合、
妊娠中から徐々に落ちていった筋肉量を取り戻す事を
優先的に取り組んでみる事をオススメします。
筋肉量が上がれば代謝も上がり、
余分な体脂肪を燃やしやすくしてくれるからです。
また、ダイエットの面以外でも産後に筋肉をつけていく事は
身体の痛みの予防や、
骨盤周囲をしっかりと支えていく事へも繋がっていきます。
痩せていくだけでなく
少しでも負担のない日常を過ごしていくためにも、
是非産後は筋肉量を増やす事を目標に
過ごしてみるといいかもしれません。
まとめ
体重だけを指標に
ダイエットを取り組もうとしていませんでしたか?
体重が減っても体のラインが太くなる場合もあれば、
体重が増えたとしても体のラインが細くなる場合もあるのです。
ここの理解があるのかないのかで
今後のダイエットの結果が左右されると言っても
過言ではありません。
日々の体重の増減だけで一喜一憂せず、
体脂肪や筋肉量の情報も頼りにしていきましょう。
体重が増えた時、体脂肪率や体型はどうなったのか?
体重が減った時、ーーーーーーーーーーーーーーー?
自分の身体の経過をより正確に把握しながら
ダイエットに取り組めると結果へと繋がりやすくなるので、
是非参考にしてみてくださいね。
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