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妊娠をすると妊娠をしていないときに比べていろいろな体の変化が出てくるようになります。その中でも気になる変化の１つとして挙げられるのが「でべそ」です。何で妊娠中にでべそになりやすいのか、元の状態には戻るのかなど、本日はそんな「でべそ」についてお話していきます。

なぜ妊娠中はでべそになりやすいのか？

妊娠中にでべそになりやすい原因は、お腹の赤ちゃんが大きく成長していくにつれて子宮が徐々に大きくなっていったときに腹圧がかかり、内側から押される力が働きます。その腹圧によって腹筋が引き伸ばされるようになり、おへそが出てくる、あるいは出たように見えることがあります。また、お腹が大きくなることによって左右の腹筋が離れていく「腹直筋離開（ふくちょくきんりかい）」という状態になることも考えられ、これが原因となり、さらにでべそになるということも考えられます。

でべそはいつ頃元の状態に戻るのか…？

一般的にでべそは産後であればゆっくりと元の状態に戻っていきます。ふと見てみたら元に戻っていたということもあるため、自然と産後の体の回復と同時にでべそは目立たなくなっていきます。腹直筋離開が起きていることが原因で、でべそがある場合には、自然に戻っていくことが少し難しいかもしれません。出産から1年ほど経ってもでべそが元の状態に戻らないときには腹直筋離開が治っていないことも考えられるため、病院で相談をしてみるのもいいでしょう。

 

どうしてもでべそが気になるようであれば病院で相談をしてみるといいでしょう。ですが、妊娠中や産後の環境だけと考えればあまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。妊娠中はでべそができやすい環境なので、仕方のないことと割り切るのも大切なことの１つと言えそうです。

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